2016年02月27日

デスクトップ用プレーナー(平面駆動)型スピーカー試作機(試作18号機)

20160227_1.JPG
上の写真が2月現在のデスクトップ用プレーナー(平面駆動)型スピーカーの最新の試作機です。(白いプラスチックケースはドライバの中高域のピークを抑えるためのノッチフィルタです。)

特徴

  • サイズに比して低音再生能力のあるドライバを使用することで、このサイズのプレーナー型としては異例のサブウーファーなしでの使用を可能にしています。
  • 後面開放型ベースのエンクロージャー設計により、平面バッフル(プレーナー型スピーカースピーカーで主流)に近い音の抜けと勢いを備えています。
  • 背面からの中・高音の放射を抑制して壁際に設置した際の音質の劣化(後面開放型・平面バッフル型のスピーカーでは通常発生する)を軽減しています。これにより(壁際に置かれる事が多い)机の上でのセッティングが容易となっています。

旧型(試作12号機)との比較

縦寸がほぼ半分のドライバを使用したことによって筐体が小型になり、机上での占有スペースを大幅に減らしています。音質的には、ドライバにプレーナー型らしくない癖(中・高音が硬い)が若干あるものの中音以下では力感があり、エンクロージャー形式の変更(バスレフ型から後面開放のバリエーションへ)による改善と併せるとよりプレーナー型らしい音質になったと判断しています。

課題

現状、音質についてはほぼ満足できる段階に来ていますが、筐体の鳴きによる音の曇りと中〜中低域の膨らみによるローエンド(ただでさえ乏しい...)のマスキングが気になっており、次の試作ではこれらの点を改善したいと考えています。

外観(正面、側面・背面)

20160227_2.jpg

音圧-周波数特性グラフ(マイク距離30cm、バウンダリ測定、1/6octスムーシング)

20160227_3.png

諸元

寸法
幅98×奥行92×高さ142(単位mm、突起除く)
出力音圧レベル(ドライバ仕様値)
83dB±3dB
耐入力(ドライバ仕様値)
定格8W /最大14W
再生周波数
110-20,000Hz (-10dB)
エンクロージャー方式
改良型後面開放
使用ドライバ
FPS0206N3R1
posted by contraudio at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 開発報告
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